神経難病コミュニケーション機器支援②

2度目の神経難病患者様支援の訪問に行って参りました。

今回は、業者さんと同行し、静電気で反応するポイントタッチスイッチの試行です。

まずは、頚部回旋筋群の評価から、顔面の頬骨、こめかみで触れる部位を特定します。

セッティングのあと、要望にあったコールチャイムを施行し、さらに伝の心の試行にまで発展しました。

伝の心が導入できれば、テレビのスイッチ操作やインターネット操作、エアコン操作、電灯のスイッチ操作まで可能になります。

できることが少しでも増えるということは、我々が想像する以上に意味のあることのようです。

なによりも患者様の笑顔が物語っていました。

我々の出来ることは微々たることかもしれませんが、少しでも継続してフォローアップできればと考えています。

気になっていたリクライニング車椅子の座位姿勢、御家族様のトランスファーまで確認でき、有意義な一日となりました。

夜間の頚部・肩関節痛の生じる患者様は、神経難病に限らず中枢疾患患者様にも言えることですが、Forward head postureで肩甲骨のアライメント崩れている方がほとんどです。

座位・臥位でのポジショニングを伝達して今回の訪問は、終了です。

この度の訪問にてお世話になったケアマネさん、患者様御家族様に深謝致します。

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